イスラーム古典叢書 イスラーム法理論序説

ハッサン・イブン・ザイン・アッディーン・/村田幸子

岩波書店（1985/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 534,／高さ 22cm
• 商品コード 9784000046565
• NDC分類 322.28

出版社内容情報

本書は「マアーリム」という名でイスラーム世界の法学関係者にあまねく知れ渡った法学の基本的文献．神学・哲学と緊密に結びついたイスラーム法理論を簡潔明瞭に説明した，イスラーム法への絶好の入門書．

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[有沢翔治@文芸同人誌配布中]

ヨーロッパ、あるいはそれに倣った国々では、憲法を人間が制定します。しかし、厳格なイスラム教の国ではコーランなどを解釈し、国を治めているのです。人間が定める法律を世俗法といいます。今やほとんどの国が世俗法とイスラム法の混合で統治されていますが、イブン・ザイヌッディーンの時代はイスラム法のみで統治されていました。イスラム法は禁酒、豚肉の禁止など、食生活に至るまで書かれています。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51507920.html

2019/09/28