出版社内容情報
ポストモダンへと〈さまよう〉現実を表現する思想は可能か.デリダが西欧の哲学に仕掛けた脱構築の手法は,キリスト教的西欧文明においてさらに先鋭化され,ポストモダンの非/神学としてここに結実.
内容説明
「神の死」「自己の消滅」「歴史の終焉」「本の閉止」によって特徴づけられる20世紀の思想。モダンからポストモダンへと「さまよう」現実を新しく表現する思想は果たして可能か。西欧の哲学に対してデリダが仕掛けたディコンストラクションの手法は、キリスト教的西欧文明においてさらに尖鋭化され、ポストモダンの非/神学としてここに結実した。
目次
第1部 「神学解体」(神の死;自己の消滅;歴史の終焉;本の完結/本の円環閉止―空間)
第2部 解体論的非/神学(神の著作・神の書記作用・神の筆跡;標づけ=痕跡群;迷宮的恩寵;さまよいの文字―さまよいの聖書)
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 青蛇の赤い月【タテヨミ】第80話 pi…
-
- 和書
- 高架線