Selection 21<br> 文化の政治学

Selection 21
文化の政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000040556
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0330

出版社内容情報

特異な歴史家でラカンに忠実なフロイト派であったセルトーの関心は脱領域的だった.惰性化した文化の始源的活力を回復するために,マスメディア・広告・大学教育・暴力など日常的実践の意味を探る.

内容説明

惰性化した文化の始源的活力を回復するために、マスメディア・広告・大学教育・暴力などの日常的場面における意味と実践のかたちを探る。

目次

1 エキゾチズムと言語の分裂(「信じうるもの」の革命;都市のイマジネール;死者の美;暴力の言語)
2 新しい周縁主義(マス・カルチャーを前にした大学;文化と学校;マイノリティー)
3 文化の政治学(知の社会構造;社会のなかの文化;文化を論じる場所)
結論 空間と実践

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

87
難解。訳ゆえの難しさもあるだろうが、原文で読んだとて難しさにかわりはないだろう。文化を担うのが、知識人🟰大学であったところから、大学に誰でも入れるように改定され、公開講座を行ったり、ある程度の年齢になってから大学に入る学生を受け入れる(高度なカルチャー教室となってしまう懸念)ことで文化の大衆化が問われる。文化は誰のもの?そもそも文化はどこにでも存在していたのではないか?(民芸にみられるよなあ)等々、本著は問いかけてくる。質問自体をまだ理解し得ず、問いに対し問いたい始末‥。近々再読予定2024/07/17

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