出版社内容情報
たゆまぬ努力と忍耐,そして何よりも深い愛情をもって昆虫を観察し,その本能と習生をつきとめていったファーブル.長年親しまれてきた岩波文庫版『昆虫記』にあらたに虫名索引を付し,大型特装版としておとどけする.
内容説明
みつかどせんちこがねの父虫は哀しい。産まれてくる子のためにつらい穴掘りを1ヵ月も辛抱強くつづけた上に、ひとりで食糧を集め、しかもそれを食べやすいよう粉にくだいてやった後、みずからは力を使いはたして、ひとりどこか大空の下で死ぬために住居を去ってゆく…。偉大な昆虫学者ファーブルが生涯最後の思いをこめた観察記録。
目次
みつかどせんちこがね―巣穴
みつかどせんちこがね―最初の観察装置
みつかどせんちこがね―第二の観察装置
みつかどせんちこがね―道徳
はしらぞうむし
ひろむねうすばかみきり―コッスス
うしくろまるこがね―房室
うしくろまるこがね―幼虫と蛹
松のこふきこがね
菖蒲ぞうむし
虫の菜食主義者たち
ちび虫
変則
きんいろおさむし―食べもの
きんいろおさむし―婚姻の習わし
肉のくろばえ―産卵
肉のくろばえ―蛆
はえ蛆の一寄生虫
幼年時代の思い出
昆虫と茸類
忘れられぬ授業
応用化学
つちぼたる
キャベツの青虫



