出版社内容情報
入学前のしつけはどうあるべきか.入学時に親や教師が注意すべきことはなにか.学校生活では,子どもとどう関わるか.5歳から7歳までの子どもの生活と成長を追いながら,子どもに寄り添った教育を考えます.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ことぶき あきら
2
著者の「幼児期-子どもは世界をどうつかむか」(岩波新書)が非常に良かったので、本書も読みました。絶版のため図書館で借りました。小学校と幼児期(保育園)の違いとして、コミュニケーションが親しい間柄のみだったものから、まだ知らぬ第三者を想定したもの(作文、問題の回答、説明等々)が求められるようになること、一対一ではなく一対多数の対話への対応が求めらることが例示されています。学校の授業の特徴は観察学習、すなわち、自分一人では一つの考え方しかできない時でも、友だちが示してくれたいろいろの解答や考え方を経験できると2025/10/03
yucco
1
しつけのこと、言葉のこと、幼児期から学童初期への継続性、能力主義への警鐘など、今低学年を育てている私にとってとても勉強になった。自分の子どもを見ていても、彼らは彼らなりに精一杯頑張り、色んな事を考えて毎日を過ごしている事が分かる…本書に書かれている内容全てに納得でした。2019/05/25
Aiko Handa
1
幼い時期に、色々早期教育と称して取り組むことってどうなの?幼い時期だからこそできる、だからこそやらなきゃいけないことってあるんじゃないのとうっすら感じていたことがもう何年も前に書かれていた!小学校ですることは小学校ですればいい。幼児期をもっと大切にしたい。2018/08/06
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