出版社内容情報
研究と教育現場との乖離はよく言われる。最近では教育実践を通しての研究を正当に位置づける流れが生まれてきた。一方,実践を通しての研究は客観性を常に問われる。教育心理学の教科書としてすでに定評ある本書だが,増補版では,こうした動向を踏まえ,その重要性と問題点を整理し,学習と教育にとって不可欠となる視点を提案する。
内容説明
教育心理学に新風を吹き込む、斬新で楽しいテキスト。学習意欲、動機づけなど、学ぶ側の心理を重視し、知識獲得や理解過程についての最新の研究成果を取り入れて、わかりやすく解説する。実際の教育に役立つように、授業の設計と学習評価、教室での人間関係、学校の役割についても具体的に説明する。学校教育だけでなく、個別指導や社会人教育にも対応できる内容構成とした。
目次
1 学習意欲の基礎
2 動機づけ理論の展開
3 学習行動の基礎
4 知識獲得と理解
5 スキルの獲得と問題解決
6 個に応じた教育と自己学習力
7 授業と学級のはたらき
8 教育における測定と評価
9 教育心理学と教育実践の関わり
著者等紹介
市川伸一[イチカワシンイチ]
1953年、東京都生まれ。1977年、東京大学文学部心理学専修課程卒業。1980年、東京大学大学院博士課程中退(心理学専攻)。埼玉大学助教授、東京工業大学助教授を経て、東京大学教育学研究科教育心理学コース教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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