出版社内容情報
D.モルネの名著『フランス革命の知的起源』から50年を経た今日,アナール派歴史学のシャルチエが再審する革命の起源とは.テクストと読者の関係に歴史学的まなざしを導入した新しい歴史学が問う話題作.
内容説明
フランス革命と啓蒙思想との密接な関係については、『フランス革命の知的起源』というD.モルネの名著が定説として存在している。それから50年を経た今日、アナール派歴史学の強力な推進者シャルチエが再審する革命の起源とは。テクストと読者の関係に歴史学的まなざしを導入し、新しい歴史学を展開する著者が問う話題作。
目次
第1章 啓蒙思想とフランス革命、フランス革命と啓蒙思想
第2章 公共空間と公論
第3章 印刷への道―出版業体制と文芸領域
第4章 書物は革命をもたらすか?
第5章 非キリスト教化と世俗化
第6章 王の非神聖視?
第7章 新しい政治文化
第8章 革命に文化的起源はあるのか
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