出版社内容情報
日中戦争から日本の敗戦までの時期，人とモノとの根こそぎ動員，そして「精神」の総動員までもが要求された国家総力戦時代の経験は，現在を生きる私たちにどんな問題を投げかけているか，史実を明らかにして問いかける．
内容説明
日中戦争から日本の敗戦までの時期、人とモノとの根こそぎ動員、そして「精神」の総動員までもが要求された国家総力戦時代の経験は、現在を生きる私たちにどんな問題を投げかけているか、具体的な史実を明らかにしながら問いかける。
目次
日中戦争と国民総動員
ファシズム体制の確立
総動員体制下の民衆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
samandabadra
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その当時の社会的な状況が、さまざまな社会的なデータで出てきて説得力があったが、たとえば、国民のカロリーの減少などは、どこまで信じていいものやら。とまれ、戦争末期の工場サボタージュなど、今まで聴いたこともない状況の話が出てきていて読んでいて非常に有意義でありました。2011/02/24
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