出版社内容情報
30年前には全国で1カ所しかなかった特別養護老人ホームが，今や2000余にもふえた．施設長である筆者が，ホームの1日の様子やお年寄りの姿，働く職員やサービスのありようなどを描いてケア・ワーク最前線から展望を示す．
目次
障害を持つお年寄りとともに
特別養護老人ホームとは
ケア・ワーク最前線
戸惑い
ここに幸あれ
デイ・サービス
寝かせきりにしてないか
お年寄りと医療
水こそすべて
つくられる「痴呆」
メディアの責任
ゴールド・プラン
Ｙ市の実験
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
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2016年1144冊め。ゴールドプランから新ゴールドプランへ、オレンジプランから新オレンジプランへ、そして地域包括ケアシステムへ。この数十年で高齢者介護の方向性はめまぐるしく変わっている。もはや施設が団塊の世代を収容できなくなりつつある現状では、在宅ケアへの医療と福祉の連携が急務である。なにより在宅医が足りないし、やりたくでも踏み切れない現状である。2016/12/24
