出版社内容情報
「愛媛玉ぐし料訴訟」を中心に，全国で係争中の靖国神社違憲訴訟の事例をとりあげ，玉ぐし料や地鎮祭の宗教的性格を解説して公金支出の違憲性を明らかにする．靖国合祀祭や首相閣僚らの公式参拝運動の問題性にも言及．
内容説明
「愛媛玉ぐし料訴訟」を中心に、全国で係争中の靖国神社違憲訴訟の事例をとりあげ、玉ぐし料や地鎮祭の宗教的性格を解説して公金支出の違憲性を明らかにする。靖国合祀祭や首相閣僚らの公式参拝運動の問題性にも言及する。
目次
靖国違憲訴訟とは？
国家と宗教
玉串料・献燈料・供物料
戦没者慰霊と死者儀礼
感想・レビュー
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扉のこちら側
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2016年1129冊め。「玉串料」の問題は報道で見知っていたつもりだったが、全く理解できていなかったとこれを読んで知る。玉串料の支出は玉串にかえて玉串料という金銭を支出したのではなく、初めから玉串料の「献納」を依頼されたのであり、玉串料の支出そのものが宗教的行為に当たるらしい。そもそも「玉串」がどのような存在なのか、無知だった。話はかわってオーストラリアの小農業都市カウラ市の日本人捕虜の慰霊の仕方に頭が下がる。2016/12/21
