出版社内容情報
国家補償による被爆者援護法をという被爆者たちの悲願を拒むものは誰か.それは湾岸戦争を押し進めた者の論理と共通していないか.原爆被害を隠ぺいし続けてきた者の犯罪的事実を,新資料をもとに明らかにする.
内容説明
国家補償による被爆者援護法をという被爆者たちの悲願を拒むものは誰か。それは湾岸戦争を押し進めた者の論理と共通していないか。原爆被害を隠ぺいし続けてきた者の犯罪的事実を、新資料をもとに明らかにしながら、援護法の制定こそ平和憲法の実質化につながると訴える。
目次
被爆者援護法はなぜ制定されないのか
戦争被害受忍論
フランスにおける一般戦災者への補償
被爆者援護法の今日的意義