岩波ブックレット<br> 無名戦没者たちの声―千鳥ヶ淵と昭和

岩波ブックレット
無名戦没者たちの声―千鳥ヶ淵と昭和

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030762
  • NDC分類 916
  • Cコード C0336

出版社内容情報

大君のため“聖戦”と信じて散った無名戦没者33万人が眠る千鳥ヶ淵墓苑.生きていれば優しい息子であり夫であったろう.しかも聖戦の正体は侵略だった.この事実を見すえることから,未来がみえてくる.

内容説明

大君のため、国のため“聖戦”と信じて散った無名戦没者33万人が眠る千鳥ヶ淵墓苑。生きていれば優しい息子であり夫であったろうものを。しかも聖戦の正体は侵略だった。この事実を見すえ、死者の声に耳かたむけ、歴史を伝えることから、はじめて未来が見えてくるのではないか。

目次

千鳥ヶ淵での出会い
二つの地図
三十三万体の骨
“聖戦”の正体
軍属たちの魂
おのれの知恵と思想
アジア各地の日本民衆
未来への歩み

感想・レビュー

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扉のこちら側

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2016年852冊め。出版当時は33万232柱、2013年時点では35万8065柱の遺骨が安置されている千鳥ヶ淵戦没者墓苑は、たしか2000年代になってから「靖国神社に代わる宗教的に中立な施設にしよう」という案があったはずだが、最近耳にしなくなった。高層ビルに見下ろされて眠る人たちが、政治的な道具に再びされないことを祈るばかりである。2016/10/14

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