出版社内容情報
大君のため“聖戦”と信じて散った無名戦没者33万人が眠る千鳥ヶ淵墓苑.生きていれば優しい息子であり夫であったろう.しかも聖戦の正体は侵略だった.この事実を見すえることから,未来がみえてくる.
内容説明
大君のため、国のため“聖戦”と信じて散った無名戦没者33万人が眠る千鳥ヶ淵墓苑。生きていれば優しい息子であり夫であったろうものを。しかも聖戦の正体は侵略だった。この事実を見すえ、死者の声に耳かたむけ、歴史を伝えることから、はじめて未来が見えてくるのではないか。
目次
千鳥ヶ淵での出会い
二つの地図
三十三万体の骨
“聖戦”の正体
軍属たちの魂
おのれの知恵と思想
アジア各地の日本民衆
未来への歩み
感想・レビュー
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