岩波ブックレット<br> 消費税―国民生活はどうなるか

岩波ブックレット
消費税―国民生活はどうなるか

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030595
  • NDC分類 345.7

出版社内容情報

新たな大型間接税の導入は,日本の政治経済にどう影響し,国民生活をどう変えるか.サラリーマンの生活や中小企業の経営におよぼす深刻な問題点を,実例をあげて解説し,導入せずに財政を再建する方途をわかりやすくしめす.

目次

シャウプ税制とはなにか
自民党税制改革案がうまれるまで
自民党税制改革大綱を検討する
新消費税はどのようなしくみになっているか
新消費税にはどのような問題があるか
新消費税は経済にどう影響するか
いま、なぜ新消費税なのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

70
2016年811冊め。昭和63年発行。税制の抜本改革大綱により消費税の導入が決まった頃の話。昭和25年のシャウプ税制以来の抜本的改革だったらしいがそのシャウプ税制が何なのかわからなかった。昭和24年、アメリカ税制使節団のシャウプ団長が、GHQに出した勧告書に基づいて、翌年に行われた改革で戦後日本の税制のベースとなっているらしい。特徴1.直接税中心の租税体系。特徴2.申告納税制度の育成・強化。特徴3.地方財政権の確立。2016/10/08

Takao

2
1988年8月3日発行(初版)。消費税導入直前の出版。最後の方に書き込みが残っていることから考えると、一度読んでいるのかもしれないがあまり記憶にない。1989年4月1日の消費税導入からまもなく30年。本書は、当時の自民党税制改革大綱を批判している。法人税等の直接税を減税し、逆進性の強い間接税にシフトしてきたこの30年。巻末に「アメリカや日本の経済構造はすでに『戦時体制』にはいっています。」と書かれていて、(私は)傍線を書き込んでいるが、改めて消費税の30年と軍事との関わりを考えてみたいと思った。2018/12/18

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