岩波ブックレット<br> さくら隊8月6日―広島で被爆した若き新劇人たち

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さくら隊8月6日―広島で被爆した若き新劇人たち

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000030540
  • NDC分類 775.1

内容説明

戦時下新劇人による移動演劇さくら隊は、原爆投下の日、広島巡演中だった。非業の被爆死をとげた9名全員の足跡を、滝沢修氏などの証言もあわせて綴った本書は、鎮魂と平和への熱い思いをこめた半世紀の演劇史でもある。

目次

原爆忌
丸山定夫之碑
広島のさくら隊原爆殉難碑
移動演劇隊
苦楽座とさくら隊
8月6日前後
テニアン島から広島まで
その朝の9人
丸山定夫の場合
園井恵子・高山象三・仲みどり
丸山定夫の死
園井恵子と高山象三の死
仲みどりはどうしたか
さくら隊9人の人たち
撮影隊の仕事

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

74
2016年797冊め。東京帝大病院で「原子爆弾症第一号」患者として亡くなった女優が所属していた劇団員達の最期を辿る。記録映画「さくら隊散る」の制作エピソードもある。戦後の原爆映画はいくつかあるが「原爆の子」は熱戦に焼かれたケロイド、「第五福竜丸」は死の灰、「8・6」は体内被曝の小頭症児出産、そして「さくら隊散る」は放射能の恐怖。2016/10/06

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