出版社内容情報
思想性,主体性が喪失してゆく今日の危機的状況を,私たちはどう越えるか.日本の近代とキリスト教,科学と信仰,文学の可能性,女性と教育,文化の再構築と感性の論理化など,人間とはなにかを深く考えさせる対談.
内容説明
思想性、主体性が喪失してゆく今日の危機的状況を、私たちはどう越えるか。日本の近代とキリスト教、科学と信仰、文学の可能性、女性と教育、文化の再構築と感性の論理化など、人間とはなにかを深く考えさせる対談。
目次
毅然たるユーモアに生きる
平和・信仰・学問―民衆の中に学ぶ
アイとイット―アイとユーの世界
思想としてのキリスト教とナショナリズム
底辺の中に働き―アジア全体に学問を開く
女性の教育―共通感覚のひろがり
読むことの意味―主体・対話・飛躍
他者の投影としての私をとらえる
私たちはいまどこに立っているか