出版社内容情報
最初の総力戦，第1次世界大戦の戦後に初めて提起された戦争責任問題は，現在までの数々の戦争の惨害を映し出す鏡である．今世紀の戦争と戦争体験の特質，戦争責任論の変遷を世界史的視野でたどり，現在の課題に迫る．
目次
第１章 第一次世界大戦と戦争観の転換
第２章 戦争責任問題の出現
第３章 第二次世界大戦と民衆の戦争体験
第４章 戦後処理とアジア不在
第５章 戦後史の転回と戦争責任問題
第６章 平和秩序の模索と人権
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