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バーリン ロマン主義講義

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000029780
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「私は今,どれだけ向こう見ずに思われようと,私にとってロマン主義の核心であると思われるものについて,語っておきたい」-稀代の碩学バーリンが遺したA.W.メロン講義の全貌.ロマン主義の諸相を鮮やかに描き出す.

内容説明

「私は今、どれだけ向こう見ずに思われようと、私にとってロマン主義の核心であると思われるものについて、語っておきたい」―稀代の碩学であるバーリンの、生前に遺した講義の全貌が甦る。ロマン主義革命がわれわれに遺した偉大なる達成とは何か。その諸相が鮮やかに浮かび上がるA・W・メロン講義(一九六五年)の記録。

目次

第1章 定義を求めて
第2章 啓蒙への最初の攻撃
第3章 ロマン主義の真の父祖たち
第4章 抑制されたロマン派
第5章 手綱を解かれたロマン主義
第6章 存続する影響

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(haro-n)

67
分からない所も多々あったが、大まかな展開は掴めたと思う。一見相反する面を持つように見える、ロマン主義の多様な様相をどう考えるか、という切り口から始まり、ロマン主義がドイツで発生した時の社会的背景や思想を様々な芸術家や思想家の作品や思想を交えて説明、ヨーロッパの社会的政治的思想に与えた影響まで論じる。序文や解説に、バーリンの講演の記録をまとめた本書について、出版には準備が充分ではなく本人も出版に賛成していなかった事情が説明されており、幾つかの箇所が史実の誤りや解釈の不適切さという点から批判されたのこと。↓2019/03/27

つまみ食い

3
ドイツを中心に哲学上と芸術上のロマン主義がどのような背景から生まれどのように展開したかについての分かりやすい講義。ただ講演を元にした本で、講演者のバーリンが本としての出版にあたってなす修正などを行う前に亡くなったので編者序文や訳者あとがきにあるように史的誤認も含まれているよう。ロマン主義に関する見取り図としては優れていると思うので、他のロマン主義に関する文献とつきあわせて読むべきだろう2020/12/28

あっこ

0
ロマン主義の研究の一歩として読んでみたけど...!!2011/05/01

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