- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
「国家存亡のとき,学生もペンを捨てて入隊せよ」との国家の命令で1943年秋,12,3万人の学徒が戦場へかりだされた.彼らの遺書「わだつみのこえ」から学ぶべきものは何か――生き残った者たちの痛切なメッセージ.
内容説明
「国家存亡のとき、学生もペンを捨てて入隊せよ」との昭和天皇の命令で1943年の10月、10万人ちかい学徒が学業なかばで戦場へかりだされた。不安と懐疑と絶望を胸に死んでいった学生たちの遺書「わだつみのこえ」から今、何を学びとるか―。歴史の真実を明らかにするとともに、二度と戦争に荷担してはならないと訴えかける。生き残った者たちの痛切なメッセージを収録。
目次
1 「学徒出陣」の歴史と真実
2 教育史の中での十五年戦争と学徒出陣
3 学徒出陣と現代