出版社内容情報
「当たり前」のことを真面目に考え直すなら,腕利きのガイドが必要.その理念と実践をめぐるあらゆる問いを整理し,明快に答える.「もうすぐ有権者」という人も,迷走する永田町の人々も必読の,最良のデモクラシー案内.
内容説明
デモクラシーについて考える旅には、やっぱり有能なガイドが必要だ。「どんな規準が必要条件となるのか?」「資本主義との影響関係とは?」「果たしてデモクラシーは勝利したと言えるのか?」。この政治システムの理念と実践に向けてあらゆる問いを投げかけ、その限界と可能性を明快に整理する。辣腕ガイド、R・ダール氏による究極のデモクラシー案内。
目次
第1部 デモクラシーの起源(デモクラシーは、どこで、どのようにして発展してきたのか―その歴史を簡単に振り返る;さらに問われなければならない課題)
第2部 デモクラシーの理念(デモクラシーとは何か;なぜデモクラシーなのか ほか)
第3部 デモクラシーの現実(大きな規模のデモクラシーにとってどんな政治制度が必要になるのだろうか;多様性その1―規模の多様性とデモクラシーの多様性 ほか)
第4部 デモクラシーに有利な条件と不利な条件(デモクラシーにとって好ましい基礎的条件は何か;資本主義市場経済はなぜデモクラシーに有利なのか ほか)
著者等紹介
ダール,ロバート・A.[ダール,ロバートA.][Dahl,Robert A.]
1915年生まれ。米国イェール大学名誉教授。専攻は政治学
中村孝文[ナカムラタカフミ]
1952年生まれ。武蔵野女子大学人間関係学部教授。専攻は政治思想
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