出版社内容情報
フランス料理の全盛時代に人も文学も胃袋も破格のスケールを誇り生きぬいた大デュマ.最晩年にその蘊蓄と腕力を傾け,仏食文化誌の多様な相を様々に折込み,書き上げた驚天動地の快著! おもしろさ保証.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
syaori
48
「文学者たるもの、料理の技芸にじゅうぶんに通じていなければならない」という大デュマによるお料理事典。事典とは言っても、そこは読者は楽しませることにかけて人後に落ちないデュマのこと、食材の説明やレシピだけでなく、オマールの項では友人たちと釣りを楽しんだ後にその仲間の家で腕を振るった話が出てきたり、ショコラはアンヌ・ドートリッシュがフランスに伝えたという挿話があったりと大変エンタメ、期待を裏切りません。楽しく、眉唾物から有名な挿話まで食材や料理に関する様々な蘊蓄を仕入れることができました。何かの折に使いたい!2018/02/27
きりぱい
8
どんなデュマを知っているわけではないけれど、こんなデュマは知らなかった!料理に関するデュマの蘊蓄事典!あわびやふぐで日本が出てきたり、食材の特徴はまあ、あれだけど、食べ方や関連話は興味深い。特にデュマ自身のエピソードが面白くて、孔雀のもてなしや、匿名の手紙に答えたマスタードの項辺りがよかった。ディジョンのマスタードは今でも普通にスーパーにあるのでちょっとうれしい。最後にあるデュマの生涯が、デュマ以前もデュマの生き方も奔放過ぎて驚き。2010/04/12
みずち
2
法螺吹き含めてわくわくがとまらない2015/11/18




