出版社内容情報
旧西ドイツ首相として外交面で大きな功績を残した著者は,三超大国との折衝の数々を,本書で回想する.超大国の指導者との対立,協調の外交的活動が,ブレジネフ,ニクソンなどとの対話や人物評を通して描かれている.
内容説明
西ドイツ首相として、東西関係の改善に尽力した著者は、3超大国との外交折衝の数々を回想する。日本については、戦争を引き起こしたことに対する罪責意識を欠くために、近隣諸国の信頼を得られず、また世界的な経済力を有しながら、国際政治において限られた役割しか果せないでいることを鋭く批判する。毛沢東、華国鋒、〓小平との対話、人物論を通して、変容する中国の方向性を検討し、さらに、将来の世界の3極構造を大きく展望しつつ西ヨーロッパのあり方を問う。
目次
第2部 アメリカ―大国であることの困難さ(承前)(不連続な外交の内政上の理由;変転する大戦略;レーガン流テレビ民主主義;「経済的支配力」への誘惑;気前はいいが同時に配慮を欠く協力の用意)
第3部 第3の大国―中国(毛沢東;幕間劇―華国鋒;中国の戦略的地位;革命から改革へ;農業改革から工業改革へ;〓小平;隣国―されど友人にあらず;日本の限られた役割)
結語―あるヨーロッパ人の観察



