出版社内容情報
幕末のアイヌモシリを,松浦武四郎は十数年をかけて踏破した.その日誌は,豊かな大地に根づく固有の文化と和人の支配に苦悩する人々の面影を伝えている.著者自身のこの地での闘いを,武四郎の足跡に重ねつつたどる紀行.
内容説明
松浦武四郎は、足かけ14年、6回にわたってアイヌモシリを踏破する。そこには、豊かな大地に生きる人びとの固有の文化がいきづいていた。アイヌ民族との出会いのドラマが『日誌』に記される。旅は人をつくり変える。対象と共苦する記録者の目と手は、武四郎にどのような変貌を余儀なくさせたか。著者自らその足跡を追い、現在のアイヌの人びとの姿を重ねつつ、残された厖大な記録を立体的に読む。
目次
序章 静かなくに
第1章 初めて蝦夷地へ
第2章 西蝦夷地(日本海岸)の旅
第3章 2度の樺太紀行とその間の江戸での活動
第4章 『丁巳日誌』の世界
第5章 クナシリ、エトロフ紀行とノッカマップの慰霊祭
第6章 『戊午日誌』と道東の旅
第7章 シャリ・アバシリの惨状
第8章 モンベツからソウヤへ
第9章 十勝・日高路
第10章 『近世蝦夷人物誌』
終章 歴史の視点を変える
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