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レキシコンの構築―子どもはどのように語と概念を学んでいくのか

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000025386
  • NDC分類 801.04
  • Cコード C3080

出版社内容情報

ことばの学習と概念の学習の関係を双方向的に見ていくことにより、人間の知性の性質を理解するうえで根源的な諸問題について洞察を得る。幅広い語クラスの獲得を実証的に明らかにしてきた著者たちの研究の集大成。

内容説明

ことばの学習過程を実証的に明らかにしてきた著者たちの研究成果の集大成。名詞にとどまらず、動詞、形容詞、助数詞といった幅広い語クラスの学習、さらには擬態語の学習も取り上げ、メンタルレキシコン構築の全容に迫る。ことばの学習と概念やカテゴリーの学習の関係を双方向的に見ていくことにより、人間のもつ概念やカテゴリーの性質、推論のしかた、概念の学習のしかたの特徴、思考と言語の関係など、人間の知性の性質を理解するうえで根源的な諸問題を考察。

目次

単語の切り出し―ことばの学習のために子どもが最初にすること
モノの名前の学習
基礎レベルのカテゴリー名以外の名詞の学習
動詞の学習
属性をあらわす語(形容詞)の学習
助数詞の学習
擬態語の学習
言語構造の違いは語彙獲得にどう影響するのか
子どもによるレキシコンの構築
ことばと概念の関係
おわりに

著者等紹介

今井むつみ[イマイムツミ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。1994年、ノースウェスタン大学心理学部よりPh.D.取得。慶應義塾大学環境情報学部助手、講師、助教授を経て、2006年より現職。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学(認知・言語発達)

針生悦子[ハリュウエツコ]
東京大学大学院教育学研究科准教授。1995年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。青山学院大学文学部講師、助教授を経て、2003年より現職。専門は認知科学、発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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