ラット一家と暮らしてみたら―ネズミたちの育児風景

ラット一家と暮らしてみたら―ネズミたちの育児風景

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000024181
  • NDC分類 489.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ラットとは知的で可愛いネズミの仲間.ドイツで150匹ものラットと一緒に生活してきた女性が,感動的な恋愛と出産,重労働の育児,子供たちのいたずらを描きます.あまりの楽しさに,時の過ぎるのを忘れてしまいます.

内容説明

ラットとは、知的でかわいいネズミのなかま。ヨーロッパでは、ペットとしても人気があります。この本は、ドイツの田舎で150匹ものラットと生活を共にし、わが子同様の愛情をそそいできた女性による、心あたたまる感動的な観察記録です。ほほえましい恋愛、必死の巣造り、厳粛な出産、すさまじい重労働の育児、手におえない子供たちのいたずら…。元気に走りまわるラットたちの愉快なふるまい。

目次

1 出会い
2 水玉模様のソクラテス―肝っ玉母さんと髪結い亭主
3 その後のソクラテス一家―育児戦争、離乳後は自立するべし
4 ソクラテス一家、母と娘のお産―早熟娘の相手はだれだ
5 ガブリエーレ・ニュートン一家―年上の女房と幼すぎた夫
6 ププ・ダーウィン一家―理想の母、通い夫は子供嫌い
7 ガリレオ一家のガリとレオ―主夫願望と父性愛
8 その後のガリレオ一家―二代目と三代目
9 ララ・ユークリッド一家―夫と保父さんを使い分けた娘の生涯
10 ユークリッド家の不運と幸運―代理ママになったおじさん
11 野生ラットとペットのラット

著者等紹介

服部ゆう子[ハットリユウコ]
ドイツ名・Yuko Hattori-Hartmann。1945年生まれ。横浜市立大学文理学部理科生物学専攻卒業。’70年神奈川大学工学部物理学教室助手。固体論の研究を経て、生命の起源・化学進化の実験研究を行う(自治医科大学石神研究室との共同研究)。’85年病気のため、退職。療養のためにドイツ(当時は西ドイツ)に移住。動物社会に関心を持ち、ラットの社会観察を開始し、今日に至る。現在、サイエンスライターとしても活動
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感想・レビュー

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みーまりぽん

12
じつはフェレットに一目惚れした作者ですが、夫は嫌がりラットを推す。知性が高く社会性もあり人に慣れ繁殖活動も観られる・・・と説得されて飼い始めたら見事ハマったやうです。ソクラテス一家にはじまり、ニュートン家、ダーウィン家、ガリレオ家、ユークリッド家、そして半野生のピカソ家と多いときには合計150匹と暮らした観察記。人間臭い振る舞いもあって面白く飼ってみたくなります。 2000年当時すでに動物愛護の観点から欧州で犬猫は店頭に置かれなくなってたとのこと、日本っていまだにショーケースで見せ物になってなかったっけ?2021/10/21

takao

2
ふむ2022/08/06

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