出版社内容情報
「国民再組織」を目指した大政翼賛会は,いかに機能したのか.組織論・運動論を取り上げ,「三位一体」の協力関係となるべき諸組織が,なぜ,たえざる対立・緊張・相克にみまわれ,「三位三体」に終ったのかを解明する.
内容説明
「国民再組織」を目指した大政翼賛会はいかに機能したのか。翼賛・翼壮・翼政の組織論・運動論を取り上げ、「三位一体」の協力関係となるべき諸組織がなぜ、たえざる対立・緊張・組克にみまわれ、「三位三体」に終ったのかを分析する。天皇制下の統治構造の到達点が、同時に機能不全による組織的解体であったパラドックスを解明する
目次
第1章 翼賛・翼壮・翼政の鼎立(改組翼賛会をめぐる諸問題;翼賛壮年団;翼賛政治会)
第2章 大政翼賛会の「機能刷新」(大政翼賛会調査委員会;推進員制度)
第3章 内閣制度の脆弱性(統制会と官界新体制;内閣制度の脆弱性)