大和猿楽史参究

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  • サイズ A5判/ページ数 450p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000023245
  • NDC分類 773.21
  • Cコード C3091

目次

多武峰の猿楽
薪猿楽の変遷
大和猿楽の「長」の性格の変遷(室町期の「長」―「観世座ノ長十二大夫」考;江戸期の「権守」と室町期の「長」―年預考;権守(長)・年預をめぐる基礎的諸問題
座と長(権守)と年預―その性格の変遷)
世阿弥以前
観阿弥清次と結崎座
大和猿楽四座の座名をめぐって

著者等紹介

表章[オモテアキラ]
1927年生まれ。北海道稚内市出身。東京文理科大学卒業。法政大学教授、野上記念法政大学能楽研究所所員・所長を経て、法政大学名誉教授
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感想・レビュー

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coco.

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能楽史研究第一人者の表章先生の論考。能が成立される以前、その原形であった猿楽の研究本。奈良県桜井市の多武峰談山神社の多武峰八講猿楽。この八講は、法華経の意味ではなく、仲が悪かった興福寺が執り行う維摩会を意味するものなのだそう。大和四座には各一座ずつ「長」と呼ばれる統率者があり、大夫・権守・年預と役職が存在していたが、後に若手が一座を抜け、従来の宗教的一座とは違う新たな興行的一座を編成した。新旧の一座では、役職の役割も大きく違うそうだ。現在の多武峰で開催される談山能も鑑賞しに現地まで行きたくなった。2013/01/05

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