メアリー・ブレア―ある芸術家の燦きと、その作品

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  • サイズ B4判/ページ数 128p/高さ 26X27cm
  • 商品コード 9784000022675
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0071

出版社内容情報

日本での展覧会に約20万人を集めたメアリー・ブレア・ディズニーの「イッツ・ア・スモール・ワールド」、アリス、シンデレラ、ピーター・パンなどのコンセプトデザインを創り上げたことだけでなく、彼女の作品そのものが再評価されている。彼女自身、第二次世界大戦後の米国で、妻、母、そしてアーティストとして生きぬいた。アカデミー・アニメ監督が綴る評伝の決定版。

内容説明

ウォルト・ディズニーが信じたひとりの女性、メアリー・ブレア。その人生を約170枚のカラー作品とともに、アカデミー賞アニメーション監督であり、アニメーション史の第一人者が綴る評伝の決定版。

目次

はじめに メアリーの世界
第1章 水彩時代
第2章 国境の南
第3章 パッケージ作戦―短編映画時代
第4章 3つの柱:シンデレラとアリスとピーター
第5章 フリーランサーとして
第6章 「小さな世界」とその向こう

著者等紹介

ケインメーカー,ジョン[ケインメーカー,ジョン][Canemaker,John]
1943年生まれ。アニメーター、アニメーション史家。ニューヨーク大学芸術学部映画テレビ学科正教授、終身教授。アニメーション監督作品「The Moon and the Son:An Imagined Conversation」で、2006年に第78回アカデミー短編アニメーション賞を受賞。著作は12冊を数え、論文も数多く、アニメーションに関連する多くのエッセイや批評をニューヨーク・タイムズ紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、タイム誌などに寄稿している。ニューヨーク在住

那波かおり[ナワカオリ]
上智大学文学部卒業、文芸翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくま

8
ディズニーのIt's a small world、シンデレラ、ピーターパン、アリスのコンセプトアートを担当したメアリー・ブレア。色使いが美しく幾何学模様もよかったな。ただかわいいだけではなく、どこか神秘的な感じがします。2018/06/13

猪子

6
小さい子供が好きなディズニーのアトラクションといえば「イッツ・ア・スモールワールド」だと思う。カラフルで可愛くて楽しい世界。そんな世界を作り上げたメアリー・ブレアの作品と彼女の人となり。ウォルト・ディズニーに才能を見込まれていただけに現場では苦労することが多かっただろうなぁと思う。今の時代にメアリー・ブレアが生きていたならもっと自由に作品を生み出せていたんだろうに。アルコール依存症を拗らせて認知症になってしまった晩年は悲しい。2019/09/14

くさてる

5
素晴らしい色彩と、構成。カラーで並べられたイラスト一枚一枚が、子どもの夢見る宝石箱のよう。ディズニーにまったく興味がない私だが、GOOGLEのロゴに取り上げられていたので、なんとなく手に取ってみた。すると全然ディズニーではない、というか、この絵が動くのであれば、今の百倍ディズニーに夢中になっていただろう。素晴らしくキュートで愛らしい作品にときめいた。けれど、これは同時に40年代から70年代にかけてのアメリカで職業婦人として生きた女性の苦闘の歴史でもあるのだ。それを逃さず記述している為、可愛らしくきらめく作2011/12/11

ubik

3
素敵すぎる。shagが好きな人にはお勧め。数年前の現代美術館の彼女の個展は入場するのに1時間以上待ちました。2010/09/04

奥山 有為

2
スモールワールドのデザインの人。2012/01/23

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