ミクロ経済学の応用

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  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000021999
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

市場や政府の失敗の分析を通じて,ミクロ経済学の応用手法を紹介する.知的財産権法,独占禁止法,証券市場の制度など,日本経済の再生に不可欠な論点を実例をあげて説明し,「市場の質」という概念の重要性を示す.

内容説明

資源配分における市場や政府の失敗の分析を通じて、ミクロ経済学の応用手法を紹介する。従来の経済学ではあまり取り上げられなかった「市場の質」という概念に焦点を合わせ、「市場の質」の向上に必要な経済制度とは何かを考える。独占禁止法、知的財産権、証券市場における情報開示制度など、現代の日本経済を考える際に欠くことの出来ない論点を、実例を多くあげながら説明を加える。学部学生だけでなく、現実の経済問題と直面している社会人のためのテキスト。

目次

ミクロ経済学の基礎知識
市場の機能と市場の質
資源配分の失敗と市場の質の向上
私的独占と公的独占
製品の質と知的財産権法
不完全競争とゲーム理論
市場内の競争と独占禁止法
市場間の競争と独占禁止法
製品の差別化と独占的競争
価格差別と独占禁止法
独占禁止法における理念とルール
証券市場と情報開示制度

著者等紹介

矢野誠[ヤノマコト]
1952年生まれ。77年東京大学経済学部卒業後、81年アメリカ・ロチェスター大学でPh.D.取得。同年コーネル大学助教授、85年ラトガース大学助教授を経て、86年横浜国立大学経済学部助教授、94年同教授。96年より慶応義塾大学経済学部教授。専攻はミクロ経済学、経済動学、公共経済学など
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