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出版社内容情報
アルプス以北の美術は,南方の明快なフォルムの影響を受けながらも,風土・宗教・精神性の違いから独自の境地を開いた.内面の表出・細密描写など,その顕著な特質を,ルネサンスから現代までの美術に即して考察する.
内容説明
ルネサンスからロマン派をへて抽象絵画まで、美術の流れに沿いつつ、イタリア・フランスの美術とは異なった魅力をもつ北方美術の特質を究明する。
目次
第1部 ルネサンスとバロック(近世の北方絵画;初期ネーデルラントの絵画―その油彩板絵の展開;北方ルネサンスの美術;プラハのマニエリスム;一七世紀の北方絵画とイタリア―ルーベンスとレンブラントの場合)
第2部 ロマン主義以後(北方絵画の「近代」;ドイツ・ロマン主義の絵画―「新しい芸術」としての風景画をめぐって;確立期のイギリス絵画とその特質;ファン・ゴッホとオランダ、ベルギー―宗教、普遍性、共同体;表現主義の美術;抽象美術)