出版社内容情報
三権分立論で有名な『法の精神』は,近年,法社会学,比較法学,法史学の先駆的業績としても注目を浴びている.法と社会の多角的分析や異文化間の相互理解に貴重な示唆を与える書でもある.初の完訳決定版.
目次
第5部(各国において確立され、その実践行為を通じて、また、それ自体として考察された宗教との関係における法律について;各国の宗教の確立とその外面的組織との関係における法律について;その規定する事物の秩序との間でもつべき関係における法律について)
第6部(相続に関するローマ人の法律の起源と変遷とについて;フランス人における公民の法律の起源と変遷とについて;法律の作り方について;王国の成立との関係におけるフランク族の封建制の法律の理論;王国の変遷との関係におけるフランク族の封建制の法律の理論)