出版社内容情報
平安時代に入ると律令国家の変質が進行し,12世紀以降の王朝国家成立につながる新しい要素が芽生えてくる.このような歴史的展開の中で,貴族や天皇がどんな支配機構を作り出し運営したのか.長年の課題を集大成した労作.
内容説明
平安時代にはいると、律令国家の変質が止めがたい勢いで進行する。その一方で、中世国家の基礎を形成する新しい要素が芽生えてくる。それはやがて、十二世紀にもなると、王朝国家を成立させることとなる。このような歴史的展開の中で、貴族や天皇が、どのようなあり方をしたのか、また、彼等がいかなる支配機構を作り出し、かつそれをどのように運営したかという問題は、筆者がこれまでずっと追い続けてきた研究テーマである。本書は、これまで発表してきた論文のうちからこのテーマに関わるものを集めた。
目次
第1部 平安時代の貴族と天皇(十・十一世紀の日本―摂関政治;「院政」支配と貴族官人層)
第2部 平安時代における官職と文書の様相(成立期蔵人所の性格について―補任者の検討を中心として;九・十世紀の蔵人所に関する一考察―内廷経済の中枢としての側面を中心に;道長時代の蔵人に関する覚書―家柄・昇進を中心として;請奏の成立 ほか)
第3部 平安時代叙位任官制度の成立と展開(平安時代の除目について―蔵人方の成立を中心として;『紀家集』紙背文書について―申文の考察を中心として;「受領挙」について;受領巡任について ほか)
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