出版社内容情報
朝日新聞主筆として勇名をはせた言論人・緒方竹虎は,第二次大戦末期,政界に入った.55年の保守合同をなしとげ,次期自民党総裁と目されながら急逝.その軌跡を,激動の昭和に即して描破し,保守政治の原点を問い直す.
内容説明
言論人にして政治家。―その波乱にみちた生涯を描破し、自民党長期政権下の日本社会を照射する。保守政治家のありうべき姿とは?
目次
1 役人になるなかれ
2 英国ふうの九州男児
3 右翼との戦い
4 五・一五から二・二六へ
5 戦時下の主筆
6 中野正剛の死
7 政界入りと和平工作
8 吉田茂との出会い
9 浪人生活
10 流れのままに
11 ラン頭の急務
12 早すぎた死
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