日本ファシズムと医療―ハンセン病をめぐる実証的研究

日本ファシズムと医療―ハンセン病をめぐる実証的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000016940
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C3021

出版社内容情報

ハンセン病に対する具体的施策と患者の実態の分析を通して,医療政策からみた日本ファシズムの確立過程とその矛盾を明らかにする.医学史・医療史のみならず,広く日本近代史を見通して問題提起する意欲的研究.

内容説明

ファシズム体制が推し進めた優生政策の下で、ハンセン病患者は強制隔離され、人権はおろかその人間存在までが否定された。本書は、具体的なハンセン病対策と患者の実態の分析を通して、医療政策からみた日本ファシズムの確立過程とその矛盾を明らかにする。医学史のみならず広く日本近代史を見通して問題提起する意欲的研究。

目次

第1章 隔離政策の成立
第2章 隔離政策下の患者への抑圧―別府的ケ浜事件の検証
第3章 隔離政策の強化
第4章 患者解放闘争の展開
第5章 隔離政策の帰結

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Schuhschnabel

2
ファシズム研究に関して不勉強なため、ナチズムにおけるアーリア民族が皇民に対応することはわかったが、全体としては国家総動員体制にハンセン病患者が巻き込まれていった過程としか読み取れなかった。それに、光田健輔ら、当初からハンセン病政策に携わってきた人々のハンセン病患者に対する眼差しは、1930年代とそれ以前で一貫しており、日本ファシズム期の特徴が見出せなかった。国民優生法に関する議論においても、ハンセン病患者に対する断種手術の理論的根拠が問われたのみで、実践には特に影響がない。もう少し勉強してみる必要がある。2021/05/14

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