出版社内容情報
鎖国政策下の17世紀初頭,オランダ東インド会社の兵士に雇われ,あるいは切支丹禁教令により追放された無名の日本人たち.東南アジア諸島における彼等の生活や活動を,各国公文書館所蔵の原史料を博捜して解明した.
目次
第1章 序説(日本人のバタビア移住;日本人のバタビア向け輸送禁止と追放)
第2章 バタビアにおける日本人(婚姻と出身地;子女の出生と洗礼、並びに日本人に対する教会の活動)
第3章 バタビア移住日本人の活動(公共土木・土地建物の用益;商業貿易;奴隷取引)
第4章 バタビア移住日本人の母国との音信
第5章 バタビア移住日本人の遺言状とその家族
第6章 東インド諸島各地分遣日本人の活動(バンタンにおける日本人;モルッカ諸島における日本人;アンボイナ島における日本人;バンダ島における日本人;セレベス島における日本人;その他の各地における日本人)
第7章 台湾における日本人(朱印船の台湾貿易;澎湖島における日本人)
第8章 結論(日本人移民活動の特質;日本人移民活動の停頓)
付録 日本人移民関係史料
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