哲学と反哲学

哲学と反哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000014595
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

巨大な技術文明を生んだ西洋文化の基底には,「特異な知の様式」=哲学(フィロソフィア)がある.現代文明批判はおのずと〈反哲学〉となって現れた.この〈反哲学〉の系譜を考察し,「哲学とは何か」という問いに答える.

内容説明

巨大な技術文明を生んだ西洋文化。その基底には「特異な知の様式」=哲学(フィロソフィア)がある。現代文明批判はおのずと、〈反哲学〉となって現われた。ニーチェ、ベルクソン、マッハ、ハイデガー、メルロ=ポンティを中心に、こうした反哲学の系譜を考察し、〈哲学とは何か〉という問いに答える。現代哲学研究第一人者の一画期をなす書。

目次

1 哲学と反哲学(哲学以前の思索と哲学;存在の歴史としての形而上学;〈野生の存在〉の存在論あるいは〈反哲学〉)
2 世界と自然―現象学的世界概念の系譜(中期フッサールの世界概念;後期フッサールの世界概念;シェーラーの世界概念;ハイデガーの世界概念;メルロ・ポンティの世界概念;世界から自然へ)
3 身体・感覚・精神(ニーチェ;ベルクソン;エルンスト・マッハ;世紀末思想史の一断面)
4 形而上学としての芸術(生の形而上学的活動としての芸術;芸術の生理学;感覚的なものの存在論としての芸術;真理の生起としての芸術作品)5 ハイデカーと「形而上学」の歴史(ハイデガーの思索の「転回」について;〈存在=現前性〉という伝統的存在概念の成立;存在の歴史としての形而上学;形而上学の開始と進行)

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