DDT革命―占領期の医療福祉政策を回想する

DDT革命―占領期の医療福祉政策を回想する

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  • サイズ B6判/ページ数 442,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000014458
  • NDC分類 498.1

内容説明

戦後日本人の驚異的な体位の向上や平均寿命の伸長、急激な食生活の変化の原点は、占領期の医療改革にある。―1945年8月30日、廃墟となった日本にGHQの公衆衛生局長として赴任した著者は、大胆な改革を行なった。DDT撒布、性病の蔓延阻止、予防医学の導入、病院管理、ララ物質や学校給食による栄養改善、…一連の戦後改革の中で、社会生活に大きな影響を及ぼした医療改革の実際を伝える貴重なドキュメント!

目次

1 日本進駐
2 ペリメーター
3 東京
4 GHQ公衆衛生福祉局の設置
5 日本文化との出会い
6 食糧・栄養問題
7 予防医学の導入
8 衛生統計
9 保健所制度の改革
10 医学教育・病院管理・医師会など
11 看護改革
12 製薬産業
13 獣医
14 ABCC
15 麻薬
16 社会福止
17 社会保障
18 コミュニスト
19 人口問題
20 占領の要約
21 日本での生活

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃま坊

12
日本の占領統治時代。マッカーサーとともにやって来た軍医サムス。その政策は日本人の健康を大きく変えた。DDTとペニシリンで病原生物と戦い。給食と畜産振興で日本人の体格をアップさせ。医学教育や公衆衛生のシステムを大改革。ドン底時代の食糧援助と伝染病の撲滅は光る。日本人の寿命と身長が伸びたのはサムスのおかげか。狂犬病撲滅に功績あり。2019/12/16

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