カジノ資本主義―国際金融恐慌の政治経済学

カジノ資本主義―国際金融恐慌の政治経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 282,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784000003209
  • NDC分類 338.9

出版社内容情報

未曾有の円高・ドル安,株価の低迷,銀行の消滅……その一因は,カジノと化した国際的なマネーゲームにある.本書は,戦後世界経済体制の成功と失敗を論じ,カジノ化した金融システムへの処方箋を示す.

内容説明

未曾有の円高・ドル安、空前のNY株大暴落―その一因として、政治的・社会的状況から隔離され、密室の中におけるカジノと化したマネーゲーム現象がある。本書は、国際経済の安定化をもとめて戦後世界における経済システムの成功と失敗を論じ、あわせてマネタリスト理論をはじめとする諸経済政策の得失を克明に吟味する。

目次

第1章 カジノ資本主義
第2章 重大決定とその帰結
第3章 世界経済をめぐるさまざまな解釈
第4章 暗闇の中の賭
第5章 推測ゲーム
第6章 処方箋
第7章 カジノを冷やすこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

2
少々古い本だが、参考になった。確かにかつては景気循環論がよく言われていた。その資本主義が変容したターニングポイントにが1973年であったわけだ。未だに混迷は続いているが‥‥2019/04/12

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