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出版社内容情報
現存社会主義体制の崩壊と統一ドイツの実現,そしてヨーロッパ統合へと向かう現代史の流れのなかで右往左往するドイツ.今日もっとも注目すべき哲学者ハーバマスが,激動する時代における政治と思想の命運について語る.
内容説明
「ビジネスマンに生まれ変わってしまった政治家、ドイツ統一の歌い手に生まれ変わってしまった知識人たちが握手をしあっている」―。社会主義体制の崩壊と統一ドイツの実現、そしてヨーロッパ統合への流れのなかで右往左往するドイツ。もっとも注目すべき哲学者ハーバマスが、激動する時代における政治と思想について語る。
目次
遅ればせの革命
ドイツ・マルク・ナショナリズム―いまいちどドイツ人のアイデンティティについて
政治と文化の新たな親密さ
あれから20年後―アンゲロ・ボラフィとの対話
動くことがすべて、それが人生だ!(ジークフリート・ウンゼルト60歳の誕生日に)
明確な党派性による分析的思考(マルガレーテ・ミッチャーリヒ70歳の誕生日に)
タイトル、テクスト、初版の時点、時代精神をいかに反映させるか(エディツィオン叢書編集者ギュンター・ブッシュ60歳の誕生日に)
真の法理論家としての哲学者
一番手―ダーレンドルフのドイツ語ドイツ文学アカデミー学術散文賞受賞を讃えて
理論と政治―ハンス・ペーター・クリューガーとの対話
新歴史主義の限界について
国民感情の昂揚の時―共和主義の精神か、国民意識か
暴力の独占、法意識そして民主主義的過程―暴力にかんする委員会の〈最終所見〉を読んでの第一印象