出版社内容情報
ことばの魔術師がユーモア画家と詩の絵本をたくらみました.悪童どもと天使たちがうたう,ABCの唄,数え唄,呪文,謎々,ドイツ伝承童謡のこだま.生の賛歌を,腕白ざかりの少年少女と分別ざかりの大人のために!
内容説明
これはこれは!なんとたくさんの子供たち天使と悪童が肩をくんで、あべこべ言葉をうたってる。ABCのうた、数えうた、おまじない、なぞなぞ…。憶えがあるでしょう。うたは時計をこえるもの、いたずらは愛、いたずらは夢、いたずらは永遠。やりだしたらもう、やめられない。まちがいは自由、さかだちは自由、しらんぷりは自由。あなたが大人だって、子供だってかまわない。あけてみて!エンデとレティヒのこの本。旅びとなら木陰が、迷い子なら暖炉が、みつかるはず。万が一、死んだとしても、百万回、生きかえるはず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吟遊
10
エンデがわらべうたのように作った、短い詩のような文章を100ほど集めている。挿絵がすばらしい!2018/09/29
Tsumugi Sekine
0
私がエンデを読み漁ったのは、この中にある作品に小学校の教科書で出会ったから。 いちばんのねがいごと 子供が低学年から高学年にあがるころに是非読んでほしい。 しかし、絶版なのは残念。 なぞなぞの詩もいいんだよ。 大人でも考えるんじゃないかな。 ねえ きみはどうおもう?
るりこ
0
大好きで、何度も何度も読み返した記憶があります。
かさいあき
0
楽しい挿絵と共に書かれた詩集。子どもはイタズラしたりちょっと生意気でこそ一人前、というエンデのあたたかい眼差しが伝わってきました。2023/05/31