出版社内容情報
世紀末ウィーンに輝く芸術活動を、歴史と社会に本格的に位置づける、画期的「ウィーン本」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
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1890年~1920年のウイーン。かつてのハプスブルクの都はもはや過去の栄光となったが、別の意味ではウイーンが最もウイーンらしい輝きを放っていた時代であったかもしれない。世紀末から戦間期の爛熟のウイーンである。街には新しい建物が次々に建っていった。ユーゲント・シュティールが席捲していたのだ。美術界にも新しい動きが胎動していた。クリムトを筆頭としたウイーン分離派がまさにこの時期。ココシュカがいて、エゴン・シーレがいた。音楽の世界にはッグスタフ・マーラーがいた。そして、ジークムント・フロイトがいたのである。⇒2025/05/21




