完本 一月一話―読書こぼればなし

完本 一月一話―読書こぼればなし

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000001465
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古今東西万巻の書から名言・挿話を例に引き,あるときは現代の世相に痛烈な風刺の矢を放ち,あるときはいつの世にも変らぬ人情の機微を語る.『図書』連載傑作エッセイを完全収録.驚くべき博覧強記の筆者は誰だったのか.

内容説明

本書は、1970年1月から、1985年1月まで雑誌『図書』に連載された「一月一話」「続一月一話」を一つにまとめ、再編集したものである。あるときは現代の世相に痛烈な風刺の矢を放ち、あるときはいつの世にも変らぬ人情の機微を語る。ユーモアと機知あふれる筆で人間性の深奥に迫る傑作エッセイ集。

目次

天(和歌、俳句の起源について;果して人間の眼はそんなにたしかか? ほか)
地(なんとも小気味よい話;日本最初の百科全書? ほか)
人(ハレー彗星のこと;ある宗教銅版図をめぐって ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

10
「語学者の散歩道」きっかけ。同書で淮陰生は中野好夫なりとの種明かしがあり、Wikiにも記載がある。岩波のPR誌「読書」に'70年1月から死の直前'85年1月まで、途中、1年ほどの休載を挟んで連載された随筆集。見開き一話完結で軽妙洒脱な話題が並んでいる。淮陰生氏の言い方を借りるなら、寝正月にはちょうど良い一冊なんだけれど、当時の世相を思い出し、懐かしく読みました。2024/12/24

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