一般言語学講義 (改版)

一般言語学講義 (改版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 520p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000000895
  • NDC分類 801
  • Cコード C0010

出版社内容情報

20世紀の言語学はソシュールによって一大転回をなした.その理論は単に言語学の範囲にとどまらず,他の諸科学の方法にも大きな影響を及ぼした.訳者四十数年にわたるソシュール研究の成果を総括する.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

7
る音素を文字表記に惑わされず抽象的に「ん」ではなく「n」と「ng」と分けて具体的なものに達しなくてはいけないと、鋭い考察が見られるも実際に一言語でシニフィアンの体系を挙げてないので具体的な考察も少し欲しかった。ところで、こうして挙げられたシニフィアンの体系の特徴としては、個々の音素はあくまで他の音素との違いが判ればよいという差異性の原理が挙げられる。ここで言語学の分野、歴史からある時を切り取り、そこで共時的な=一時代の体系を整備扱う共時言語学とある体系の歴史的変遷を扱う通時言語学の区分が出てくる。先に挙げ2018/02/08

Z

7
ィエ(^_^)との必然的な結び付きはなく(絶対的恣意性)言語の機能は音声と概念の平行関係を保つこととされる。ところで、この本の最大の欠点は、音声学なり文法学なりの建設なり具体的な内容を説明せずに、それが何に基づかなくてはならないかという法則なり原理の考察だけある点にある(よって後継の人のほうが面白いと思った)。体系とは要素の集合のことだが、シニフィアンの体系とは母音と子音の組み合わせだが、例えば「銀行」の「ん」と「瓶」の「ん」は前者は舌の後ろが後者は舌の前が口の上につくので異なるとし、シニフィアンの単位た2018/02/08

Z

7
語を定めるとする。言語は独立した体系をなしており分類原理でもあるから=連続したものを区切り意味あるまとまりを取り出す能力であるからという理由。言語活動は社会生活における記号の生であり、記号学が対象とする。その記号学設立のため、まず言語の体系性を追及しようというのである。さて言語を他の記号や象徴と分かつものとして、恣意性の原理が挙げられる。言語あるいは記号の意味とはシニフィアン(聴覚印象)とシニフィエ(聴覚印象により生じた概念)のことだがシニフィアン(えがお、笑顔)とシニフ 2018/02/08

Z

7
あんまり面白くなかったかな。精神分析関連で読んだが、あえて言えば精神分析のいう言語と言語学の言語の違いが際立ち、そこが面白かった。精読するならヤーコブソンなりイェルムスレウなどのほうが値しそう。内容に踏み込めば、冒頭、ランガージュ言語活動の解明のため言語を究明する意図が明かされる(ランガージュの分析はされない)。言語は個人に課される制約条件で実際の個人的な発話はパロール(言)とされる。言語活動は物理、生理、心理、社会、個人と多岐に渡り焦点が絞れないとし、言語活動の第一のもの規範として言語を定めるとする。言2018/02/04

kenitirokikuti

6
図書館にて。現代思想・構造主義の源流として名高い本である。田中克彦氏が、この本自体は平明とあったのだが、読んでみると全くその通りであった。もっとも、20世紀初頭の世界状況や学問の問題意識を知るのはむつかしい。本書に限ったことではないが。2021/08/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/473920

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。