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内容説明
「思想する音楽=ロック」を笑いながら学べる画期的大教典、CDガイド付。知識だけではロックは語れない―既存のバイヤーズ・ガイドにNOを叩きつけ、ビートルズからパンク、ヒップホップまでの歴史的必然を徹底詳解。
目次
ビートルズ
ブルース・ロック
ハードロック
サイケデリック・ロック
フォーク・ロック
ストーンズ、キンクス、フー
プログレッシヴ・ロック
グラム・ロック
一人になったビートルズ
モータウンとアトランティック〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
40
渋松付のライナーノーツ特集。商売うまいなと思う。音楽評論家渋谷陽一好きなんで、また中村とうようと喧嘩しないかなと思いつつ読む。喧嘩ないから面白くないな、最近の音楽評論家業界(そんな業界あるんかいな)2014/06/23
MASA123
6
図書館に鎮座している古書で、ときどき借りてきて読んでいる。今回は、キンクス、フー、プログレッシブ・ロック(ピンクフロイドとか)、の章を丹念に読んだ。 盟友、松村雄策との対談のページはおもしろすぎる。松村さんは2022年3月に亡くなったのだ(享年70歳)。 2022/05/31
amanon
3
興味深く読めたが、タイトルと帯の「ロック史の全てが分かる」というのは明らかに盛りすぎ。あくまで一つのアーカイブとして読むべきだろう。今から見ると、疑問を感じる記述も少なくないし。そうした負の部分も含めての歴史的資料として捉えるべきなのかもしれない。個人的にはかつて舐めるようによんだビートルズのライナーがとりわけ印象深かったか。また、こんなバンドのライナーを書いてたんだ…という発見があるのも面白い。考えてみれば、こういう本を出せる人も恐らくこの世代で終わり。そういう意味でも、歴史的価値があるのかもしれない。2022/03/19
_apojun_
3
図書館本。渋谷陽一といえばロッキング・オンはヤングジョッキーやサウンドストリートといったFM番組を通じて、ロックを聴き始めた中高生だった私にとっては伝道師のような存在。アンチな人も多かったらしいけど、彼のいうことなら間違いない、と思ってきました。残念ながら、今この年になって彼の書いたライナーノーツを読むと、何分かった気になってんだ、と思ったりして時間の流れを感じました。ただ、渋松対談は私を一気に40年前にぶっ飛ばしてくれました。懐かしー。2020/02/15
yoyo0616
2
面白かった。amazonで1円だったのでポチる。渋谷陽一の過去のライナーノーツと語り下ろしの渋松対談をまとめたもの。好きなバンドを語る時の渋谷さん、本当に生き生きしている。見立ての切り口が鮮やかで、これは一つの芸だな。2014/10/07