出版社内容情報
《内容》 ◆日常診療における抗生物質の知識や使い方に関する疑問を43のQ&Aで解説。
◆SARSや狂牛病などのトピックスを17のメモで取り上げた。
◆付録:抗生物質一覧
内容説明
本書は臨床の場で遭遇する感染症に対して、実際的な抗生物質の使い方を解説したもので、毎日の診療にすぐ役立つようにQ&Aの形で編集されている。
目次
抗生物質の種類、作用機序などについて説明してください
抗生物質はなぜ一定期間使用すると効かなくなるのでしょうか
抗生物質の開発と感染症の変遷とは関連があるといわれていますが、これについて説明してください
MRSA感染症についてその感染症の意義と治療および予防対策はどうしたらよいでしょうか
ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)が増加していますが、今後どのようにして感染症に対応していけばよいでしょうか
バンコマイシン耐性腸球菌VREの最近の動向、および治療には何を選択すればよいでしょうか
βラクタム薬とは何ですか
ペニシリンの分類と抗菌スペクトルについて説明してください
セフェムは第1世代から第4世代までありますが、その特徴と使い分けはどうしたらよいですか
セファマイシン、オキサセフェムはセファロスポリンとどう違うのでしょうか。また、どんな感染症で選択するのでしょうか〔ほか〕
著者等紹介
原まさ子[ハラマサコ]
東京女子医科大学教授
飯国弥生[イイクニヤヨイ]
昭和43年3月東邦大学医学部卒業。昭和43年9月東邦大学医学部第2内科入局。昭和44年4月警友病院内科出張勤務。昭和46年9月米国インディアナ大学マリオンカウンティ病院内科感染症研修。昭和50年6月同病院研修終了。昭和50年11月北里大学内科非常勤講師。平成2年4月北里大学内科講師。平成8年4月同大学内科非常勤講師および東京女子医科大学内科非常勤講師で現在に至る。内科認定医、感染症認定医、インフェクションコントロールドクター(ICD)。所属学会、日本内科学会、日本感染症学会、日本化学療法学会、日本エイズ学会
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