内容説明
「地域学」から見えてきた本当の日本の歴史!東海学・京都学・飛鳥学・関東学・日本海学…今、語られる新しい歴史・文化の最前線。
目次
第1章 地域学からの発言(京都学―「京都学」と「山城学」;飛鳥学―「飛鳥学」と東海;東海学―『沙石集』の世界;関東学―もう一つの古典文学史;日本海学―地域学の先駆的実践「日本海文化シンポジウム」;地域学から見た日本の歴史―地域学と司馬遼太郎の『街道をゆく』)
第2部 東山道と美濃(近江から美濃へ―古代の東山道と遺跡;東山道ルートに沿う遺跡の特質;文献資料からみた東山道―美濃を中心に;信濃の古道と古墳;討論・東山道と美濃)
第3部 誌上参加(家形石棺のひろがり―美濃・尾張地方の場合;大型の方墳が造られたころ―美濃の事例;村・町・都市の考古学―『沙石集』からみた中世東海の風景;息吹山南麓の遺跡と古道)
著者等紹介
森浩一[モリコウイチ]
1928年生まれ。日本考古学・文化史学専攻。同志社大学名誉教授
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