内容説明
さまざまな視点を持つ対談者たちと水木しげるが「妖怪」を語り尽くす。
目次
妖怪に憑かれた人々
京極夏彦―妖怪画家は努力をしない?
小松和彦―日本人の暮らしのなかに棲む妖怪
荒俣宏―世界のミステリー遺跡に残る妖怪の痕跡
養老孟司―妖怪は実在するのか?それとも脳の錯覚か?
吉村作治―エジプトの死生観と妖怪
美輪明宏―妖怪とあの世 人は死んだらどこへ行くのか?
南伸坊・呉智英―水木しげる妖怪探訪の旅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
11
2000年第1刷、ソフトガレージの単行本。対談集、8編。正直なところ神秘主義的な面は理解しがたく思う。対談内容そのものはつまらなくはないが、やはり理解しようと思ったらダメなのだろう、と思う。2023/07/17
色々甚平
10
中盤までは京極さんや荒俣さんなどと言った妖怪関係で名を馳せている方々との対談で面白い部分もたくさんあるのですが、途中で水木VS三輪という妖怪対談があるのが大迫力。正直何喋ってるのかはよくわからなかったですが、この二人というだけで妙な力しか感じられない。妖怪について深く掘り下げるというよりもテーマが妖怪の座談会程度なのでどっぷりした話はありません。それと水木さんがみんなに同じ自慢話している可愛らしい姿も楽しめます。2017/02/13
SKH
7
対談集。癖のある8人の論客を相手に、水木さん無双。200X。2014/11/07
ドント
1
水木しげる(当時76歳)といろんな人が対談する本。水木サンの語ることがどの相手でもだいたい同じなので一度読んだらあとは相手の語りだけ読めばだいたいオッケー。ただし南伸坊と呉智英との対談は別でこれはヤンチャで楽しい。それにしても美輪さん、自説述べすぎである。2014/07/26
seu
1
美輪さんとの対談(笑) 水木さんの「ああ正負の法則」を「美輪幸福学」という題にした方がよかったという提案に笑った。
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