内容説明
B級グルメライター町中華探検隊・下関マグロの50年に及ぶナポリタン食べ歩き録。
目次
第1章 何度でも食べに行きたい名店!!下関マグロの極私的ナポリタンランキング(はと屋(新橋)
むさしや(新橋) ほか)
第2章 散歩がてら見つけた個性的すぎるお店ぶらり下町ナポリタン(初めて食べた「ナポリタンうどん」の衝撃!;うっひょー!「ナポリタンうどん」が定食に! ほか)
第3章 いかにして日本人のソウルフードになったのか激動の“日本ナポリタン史”(粉チーズやタバスコをかけるのは“アメリカ式”;日本のナポリタン発祥の地は横浜か? ほか)
第4章 本当においしいナポリタンをつくってみる(ナポリタンを劇的においしくする“ひと工夫”;「劇的においしくする一工夫」の技を全部使ってナポリタンをつくってみた ほか)
第5章 コンビニナポリタン全種類食べ比べてみた(セブン‐イレブン大盛り!ナポリタン;セブン‐イレブンチーズ焼きナポリタン ほか)
著者等紹介
下関マグロ[シモノセキマグロ]
1958年、山口県下関市生まれ。桃山学院大学卒業後、出版社勤務を経てフリーライターに。WEBサイト『メシ通』にて「料理人のまかないメシ」などを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
42
わたしの中で、ナポリタンは、子どもの頃は土曜日の昼食。今はハンバーグの付け合わせかな。ちょっと茹で過ぎちゃった!ってことも、ありだし、劇的に美味しくするひと工夫に通常の茹で時間より1、2分長く。とある。ケチャップ3:ウスターソース1がいいみたい。具はどれも少なめのよう。まぁこちらも掲載されてるお店はほとんど東京。それに外食する時は、ナポリタン選ばないんだよなぁ。そんなことで、わたしには、コンビニナポリタン全種類食べ比べのほうが現実的かな。お弁当もパスタも買わないケド(笑)ナポリうどんというのもあるみたい。2020/07/11
チョビ
5
ナポリタン。ごくたまーに食べたくなる味。だけど、わざわざ食べに行くにはハードルが高すぎ。筆者との行動範囲が違うというのもあるけど、そうなの、自分純喫茶が苦手なんだもんorz …。サイゼリヤ、あるかな?2020/03/24
はなちゃん。
4
ランキング店はどれも行ってみたい2020/03/23
古本虫がさまよう
4
著者は1958年生まれ。ナポリタンを研究して50年とのこと。10歳ごろから食べ始めた計算になる。都内等々、ナポリタンを食べ歩き、ベスト10の店(正確には1~23位)などの紹介も書いている(ちなみにオールカラー。もちろん、ミートソースも撮影されている)。5位にランキングされている「ジャポネ」は、ほんの数回立ち寄ったことがある。銀座並木通りのビルに立ち寄ることが、かつて月一回程度定期的にあったから。量が多かったね。そのほか、毎日ナポリタンを食べたりした日録も。2019/12/05
Koki Miyachi
3
下関マグロのナポリタン愛あふれる一冊。消滅しかけていたナポリタンが、おじさん世代のソウルフードであったという気付きからナポリタンの探求が始まった。歩いていけるナポリタンという肩の力が抜けた取材スタンスのもと、徹底的にナポリタンに拘った成果が本書である。ナポリタンランキング、日本ナポリタン史、ナポリタンを自分でつくってみる、コンビニナポリタン食べ比べなど、ナポリタンの掘り下げ具合が素晴らしい。パスタ好きを自認する自分だが、久しぶりにナポリタンを食べたいと強烈に思ってしまった。まずは入谷のSUNからかな。2020/02/11