内容説明
心理臨床の世界が広がりを見せる中、他職と協働する機会は以前に比べて格段に増えています。本書は、子どもに関連する心理臨床の領域を中心に、協働を進める上で出合う困難をどのように乗り越えていけばよいかを7つの事例を通して明らかにしたものです。スクールカウンセリングで教員と関わる、病院で作業療法士や看護師や音楽療法士と関わる、療育教室で保育士と関わるなど、協働すること自体が仕事となっている現場は多い。いかに協働の難しさを乗り越えていくか、その配慮や工夫の仕方が現場で働く者にとって最も知りたいことであるでしょう。本書は、こうしたニーズをすくいあげるべく企画された実践の一冊。
目次
第1部 協働の実際(協働の心理臨床;担任とスクールカウンセラーのコミュニケーションのズレ―学校現場でカウンセリングを行うということ;児童養護施設におけるケアワーカーとの協働―信頼関係と担当者の交代;公立中学校における不登校生徒の心理的援助と協働体制作り―担任の思いと面接構造;交通事故で搬送された女子中学生の事例―総合病院における医療スタッフへのコンサルテーション;不登校の女児への関わりにおける児童家庭支援センターと小学校との協働;非行傾向の中学生男子へのチーム支援;母子に必要な発達支援体制を地域につくる保健センターでの取り組み)
第2部 協働を生かすために(協働が揺れるとき―留意点と工夫;コンサルテーションの実際問題)
著者等紹介
竹内健児[タケウチケンジ]
立命館大学心理・教育相談センターカウンセラー、臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。トゥレーヌ甲南学園カウンセラー(在仏)、奈良産業大学、京都光華女子大学、徳島大学准教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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