東京都戦災誌

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 574p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784902622041
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3021

出版社内容情報

未曾有の惨禍と国家総動員下の戦時体制を詳細に記録した第一級資料。国民と行政が築きあげた日本の出発点、50余年を経て初の公刊。

本書は、先の大戦で首都東京が蒙った未曾有の戦災について、昭和28年に東京都がまとめた行政資料である。ここには戦時体制下における市民生活、被害状況、行政対応、復興への取組みなど項目は多岐にわたり、豊富なデータと共に収載されている。太平洋戦争当時、首都東京および日本国政府がいかなる戦時体制をとったか、戦時下の国民の生活状況から詳細な空襲被害報告、および罹災者救護措置までが収録され、昭和史研究のゆるぎない基礎文献といえる。
今回オールカラーの附属資料「焼失区域図」(区部東・西:各106×57cm、八王子市:37×26cm)3枚も復刻、貴重な口絵写真も多数収録した。
これまで一部行政関係者しか手にすることのできなかった東京都編集『東京戦災誌』を、50余年を経て初めて公刊する。
一夜にして10万人を超える犠牲者を出した昭和20年3月10日の空襲をはじめ、終戦までに300万人におよぶ罹災者を数えた、史上空前の惨禍を伝える第一級資料である。

【特色】
◎広範多彩な項目で東京都及び政府の戦時行政・経済体制を俯瞰。
◎詳細な調査による、厖大な「戦災日誌」。
◎厖大な情報量とそれを補完する豊富な図版を配置。
◎新組公刊によりさらに読みやすく。

【目次】
第一章 太平洋戦争の経過
第二章 戦時の市民生活
第三章 東京都の防衛対策
第四章 戦争被害
第五章 応急措置
第六章 終戦から復旧へ
むすび 首都建設法

内容説明

本書は、先の大戦で首都東京が蒙った未曾有の戦災について、昭和28年に東京都がまとめた行政文献資料である。戦時態勢下における市民生活、被害状況、行政対応、復興への取組みなど多岐にわたる事項が、豊富なデータとともに収載されている。これまで、一部行政関係者しか手にすることのできなかった東京都編『東京都戦災誌』を、50年を経て初の公刊。

目次

第1章 太平洋戦争の経過
第2章 戦時の市民生活
第3章 東京都の防衛対策
第4章 戦争被害
第5章 応急措置
第6章 終戦から復旧へ