ひとりひとりの人 - 僕が撮った精神科病棟

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  • サイズ A4変判/ページ数 43p/高さ 23X23cm
  • 商品コード 9784902099744
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C8795

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

もちもちかめ

19
精神病院に入院している患者さんたちのポートレイト。一人一人はとても親しみがあるけれど、ひしめくベッド、ズラッとならんで異様な目でこちらを見るたくさんの男たちの一枚。素直に怖い。病室の窓からは、青々とした美しい緑いっぱいの庭。50年、入院しているとか。人間って、何だろう。人の形をしていればすべからく人間、皆友達、なんじゃないんだ。そんな衝撃。そりゃあ仲良くはできないだろうけど、なんとかならないのかなあ2019/05/21

ジョニーウォーカー

13
現在、この国で精神になんらかの障害を抱える人はおよそ258万人。そのうち約32万人が実際に精神科病院に入院し、3分の1の患者が10年以上の入院生活を送っているという。自分のことを校長先生だと思い込んでいる老紳士、ヘルパーさんになるのが夢と語る腕に無数の傷のある少女、1週間で1冊の便箋にびっしりと細かな字で日記をつける老女…レンズを通して見るひとりひとりの患者が、じつに生き生きとした表情をしていることに驚いた。それと同時に「普通って何?」という問いを改めて心に芽生えさせる不思議な写真集。図書館本。2009/09/13

ヒラP@ehon.gohon

12
精神科病棟に隔離された人びとの写真絵本です。 健常に見えるだけに、どうして閉じこめられているのか、姿をさらけ出すことに抵抗はないのか、著者の売らんかなの気持ちがありはしないのか、疑問を隠せません。 でも、出版社と後書きを見て納得できました。 きっと彼らは、自分の存在を認めてほしいのです。 彼らが自分を解放できるまでの時間には、大きな努力がいることも痛感しています。 賛否はあるかもしれませんが、まずは見てほしい写真絵本です。2017/06/12

れい

11
顔バレしていることもあり、勇気のある人たちだと感じました。でも、もし、顔を隠されていたら、伝わってくるものも半減したと思う。人が人らしく生きるってどんなことかを考えさせられました。2016/03/18

kenitirokikuti

6
2004年刊行。著者は写真家で、01年から「精神科看護」のグラビアを撮ってるそうな。この写真集は「精神障害者」を撮ったものなので、身体障害者や知的障害者ではない。前書きにそうあったのだけど、中身を見るまで混同してたな。近所の大病院には「肢体不自由」な障害者がいた。これは生まれながらの身体障害の結果、知的能力が停滞したタイプが多く、精神病とは異なるのだった▲日本の精神障害者数は258万人、入院者数は32万人、うち入院10年以上は約10万人。2017/10/01

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